ゆめふるASの会

発達障害のアスペルガー症候群(AS)、注意欠陥/多動障害(AD/HD)、広汎性発達
障害(PDD)は、一見普通に見えますが、社会性にうまく適合しにくい行動や考え方
などがあり社会的生活において誤解と共に当事者の生きにくさ、困り感があります。
それらは一人ひとり違いがあるため、個々に適したアドバイスやサポートが必要です
が、現状は障害名の元にした改善をアドバイスするために当事者は混乱しています。
学校、職場は発達障害に対する理解は少なく、働く環境、学校環境を整えることが
急務ですが、実際はほとんど手付かずの状況です。
そんな生きにくさや、困り感を共有しながら当事者の将来の参考になる体験の情報
交換の場が「ゆめふるアスペの会」です。
日々サポートにご苦労されているご両親に、少しでも安心出来る場としてご活用でき
ればと思っています。
消えるアスペルガー症候群 米診断手引19年ぶり改訂で
日本でも広く使われている米精神医学会の診断の手引(DSM)が5月に改訂され
発達障害の一種「アスペルガー症候群(AS)」の分類が消える見通しだ。「適切な
支援が受けられなくなる人が出る」などの不安が米国で出ており、日本の臨床現
場への影響も出そうだ。
米エール大の研究グループが、第4版でASと診断される人のデータを第5版で診断
し直したところ、4分の3の人が、自閉症スペクトラム障害に該当しなくなった。
そのため、今後は同じような障害を抱えていても診断で除外され、コミュニケーショ
ン技術の支援教育などが受けられない可能性があるという。さらに、現在、ASと診断
されている人の間でも、診断名がなくなることへの不安の声が出ている。
2013年4月 朝日新聞 DIGITAL から